#ラズパイ #ラズベリーパイ #Raspberry-Pi
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日は新しいカテゴリとして「ラズパイ」を作る事にしましたので、導入記事です。
今回の記事を読むと
- ラズパイで概ね何ができるのか
- 今なぜラズパイなのか
- 僕の選んだラズパイの構成とその理由
- 今後ラズパイでできる事の大きな目標
なんかを知る事ができます。
今、ラズパイは下手するとサーバ用に中古のノートパソコンを用意するより有力な選択肢になりつつあり、そしてLinuxを気軽に触る良い手段の一つともなっていますので、電子工作クラスタでなくてもラズパイを選ぶ意味があるのです。
なんなら電子工作が怖いなら完成済みキットを買ってもいいですし、ラズパイは所詮道具の一つで電子工作できるのはおまけなので、僕は完成済みキットを買いました。
ただ、ラズパイでできる事は今めちゃくちゃ増えているので、面白いチャレンジとして試してみるのもいいと思います!
ラズパイってなんだ?
ラズパイというのはラズベリーパイ、Raspberry-Piと呼ばれる小さな電子工作キットです。Linuxの一種類であるPi-OSで動かしたり、そのままLinuxを入れたりして「電子工作として組み立てて、実際に動くコンピュータとして使う」「電子工作として作って、単一〜少数のサービスを提供するために使う」と言う用途で使われる事が多く、比較的値段も安いので電子工作スタートキット、パソコンの組立経験を積むキットとして非常に優れています。
最近のラズパイはラズパイ4〜ラズパイ5になると組み立て済みで3万〜4万と結構な金額になるんですが、もっと古いラズパイだとそれこそ5000円から買えるくらいに安価で、その分性能は低いんですが、単一サービス(例えばカレンダーサービスとか、あるいはカメラの監視とか)に使うなら全然問題なく使える感じの性能になっているので、用途に合わせて用途にあったグレードの製品を購入すると良いと思います。
今なぜラズパイなのか
ではなぜ僕が今更ラズパイに手を出したか、というと、サーバーとして使う場合、安いノートパソコンを4万で買ってきてネットに繋いで自分にサービス提供するのと、ラズパイでサービス提供をする場合、ほぼ性能としてはラズパイの方が上で、かつ省電力なのがあげられるんですね。
我が家では今電力が喫緊の問題になっており、ちょっとでも電力を喰わないほうがありがたい(油断すると家電の組み合わせでブレーカーが落ちる)レベルになっているので(アンペア数上げろという意見もあるでしょうが、既に限界まで上げててこれ以上は配電盤と配電設備双方の全取っかえで40万すっ飛ぶらしいのです)100W求める安価なノートパソコンより27Wで動くラズパイの方が良かったんですよね。あと正直今のラズパイは下手な中古ノートより性能が良いので……。
選んだラズパイの構成について
僕は今回ラズパイで色々やるのに先立って、以下の構成でラズパイを用意しました。
- 本体:Raspberry Pi 5 メモリ16GBモデル
- ストレージ:SSD 128GBモデル Hat付き
- 取り付け:SSD→USB3.2アダプタでUSB接続(Hatのフレキが折れた)
- OS:Pi OS Liteを導入
こんな感じです。
ラズパイ本体はラズパイ5を選び、メモリは16GBを選びました。
メモリを16GBにした理由は、SSDの環境を汚さずに色々トライアンドエラーをしたかったので、基本Dockerで運用しようと考えており(Dockerの場合コンテナごと消せば環境が綺麗なまま戻せるので)、そして複数のサービス(現時点で自分用AIチャットボット、Webページの丸ごと保存クライアント、Webクロールして更新を教えてくれるCronで動くアプリ:自作)なんかを起動したいニーズがあり、Dockerはそんなにオーバーヘッドが大きくないんですがそれでも仮想環境なので結構メモリを喰う点、単一サービスではなく複数サービスを立ち上げる予定なのでそれを考えるとメモリは素直に16GB欲しかったのです。
SSDについてはせっかくだから、という理由で5000円追加して購入したのですが、これはよくばりセットなのでなくても良いと言うか、メモリを16GBにするかSSDを買うかという選択肢ではメモリ16GBがおすすめです。ただ、MicroSDにOS入れるのはいいんですけど、サービス関係でめちゃくちゃ読み書きするサービスを入れるとMicroSDの寿命をあっという間に食い尽くすので、起動はMicroSDでもいいかも知れませんが、読み書きをするサービスがあるならHDDに逃がすなりSSDに逃がすなりした方がいいのは事実です。
SSDをつけるならHatを使ってラズパイに直接つけるのがいいんですが、僕はDocker使う前に何度か直インストールをしてはフォーマットを繰り返していて、その中でHatに付けていたフレキシブルケーブルが駄目になってしまい、フレキシブルケーブルを書い直したんですが3回買い直しても繋がらない悪夢に襲われまして、諦めてSSDをUSBにするアダプタを買ってUSBで繋いで起動しています(苦笑)
OSについては、そもそもラズパイはマイクロHDMIの出力があるんですが、僕の手元にマイクロHDMIを普通のHDMIにするケーブルが無かったので諦めてPi OS Liteを使ってMacからSSHで接続してターミナル(黒画面)から操作しています。まあLinuxのサーバって基本的にそうですよね!
今後の予定
とりあえず、現在ラズパイでやっているのって
- OpenClawとOpenRouterを使ってチャットAIをDiscordで呼ぶ(ChatAIをDiscord経由で使って答えを貰う事ができる)
だけなんですが、順次記事にしていきたい内容として上に加えて
- RainDrop.ioからIFTT経由でArchiveBoxを叩いてWebページを丸ごと保存
(ArchiveBoxサーバをラズパイで動作) - ObsidianのVaultをSyncthingで同期
(Syncthingをラズパイで動作) - HDDを追加してSambaでWindows/Mac/スマホ/タブレットから接続
(Sambaサーバをラズパイで動作) - Amazon Vineの自分のページを定期的に確認し「お客様へのおすすめ」が1件以上あったらアラートを投げてくれるシステムの作成と動作確認
(ラズパイでPythonを動作させてcronでPythonアプリを定期的に作動させる)
くらいまで色々やろうと思っています。
特にRainDrop.ioからArchiveBoxを叩いてArchiveBoxでWebページを保存する機能は、RainDrop.ioの強力な課金機能(というか課金モチベーションの大きな1つ)をRainDrop.ioの機能だけで呼び出して似たような事ができるので、まあ月500円をラズパイで回収できるので結構面白い考えだと思います。
また今の時点でもう成功している「OpenClawとOpenRouterでチャットAIをDiscordに呼ぶ」方法は、Discord経由でしかチャットAIにアクセス出来ないので安心な上に、OpenAI(ChatGPTの会社)のAIモデルが無料でほぼ無制限で使えるのでかなり美味しいやり方で、まあ僕はそれでもChatGPTとCursorAIに課金するんですが、あまり本格的にAIが必要ない人はこれだけで十分強力なAIを持てるのでかなりおすすめです。
これからの流れ
一応、今やっている事について順次記事にしたいと考えていますので、まず「OpenClawとOpenRouterを使ってDiscordにチャットAIを呼ぶ」を記事にしてから次の予定を消化し、消化した予定について順次記事を書いて、というのを繰り返していく予定です。
本当は固定IPとかと連携してWebサーバーとかを公開しても面白いんですが、スケールの問題を考えると僕のブログのサーバーをラズパイにしてしまうとてきめんに速度が落ちてしまうのであくまで実験用のWebサーバーかな、と思うんですが、いらないWebサーバーを建てるとセキュリティ的に危険なので、やめておこうかなと思います。
ただニーズが有るようなら試して記事にして消す、でOKなので(Docker万歳!)、ニーズがあるなら記事にします。
こんな感じで試したいものは順次に試していく感じでやっていこうと思うのですが、16GBとは言えラズパイはラズパイなので、サービスは10個以上にならないように調整して試していく感じになると思います。